枝野"フルアーマー"幸男、「改選1人区の半分を野党が取れる可能性がある」と豪語す [ニュース]

反日ハンター・神功正毅です。
民進党の枝野"フルアーマー"幸男幹事長がどのような勝算があってか「改選1人区の半分を野党が取れる可能性がある」と豪語したそうです。
産経ニュース/「改選1人区の半分を野党が取れる可能性がある」民進・枝野幹事長
http://www.sankei.com/politics/news/160416/plt1604160039-n1.html
<引用開始>
 民進党の枝野幸男幹事長は16日、さいたま市で講演し、夏の参院選情勢に関し「良い流れがつくられつつある。改選1人区の半分を野党が取れる可能性がある」と見通しを示した。

 共産、社民、生活を含む野党4党は全国32の1人区で統一候補擁立を加速させている。

 枝野氏は「(安倍政権などの)改憲勢力に3分の2を取らせないという小さな目標は掲げない」と強調。衆参同日選になった場合について「必ず政権を取る。自民党政権に代わる政権をつくると掲げる政党がなければ、安倍晋三首相のやりたい放題だ」と指摘した。
<引用終了>



仮に彼の大言壮語のとおり32の1人区中16か所で野党の統一候補が議席を獲得し、東京で2つ、残りの複数人区で1つ議席を獲得できれば野党が32議席を選挙区で取る計算になります(おそらくこれ以上野党が選挙区の議席を得るのは不可能でしょう)。

ではこの見通し通り野党4党が次期参院選で73議席中32議席を選挙区で取ることが可能なのか?

NHKの最新の世論調査を見てみましょう。
NHK ONLINE/政治意識月例調査 2016年
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/political/2016.html

4月の政党支持率(%)
[与党]
自民 34.9
公明 4.1
合計 39.0

[改憲派]
お維新 1.4
日ここ  0.0
合計 1.4

[護憲派]
民進 9.1
共産 4.8
社民 0.5
生活 0.0
合計 14.4

支持なし 33.1
わからない、無回答 12.0


4月の各党支持率を「支持なし」「わからない、無回答」を引いた残り56.9%で割って次回改選分の参議院の選挙区の議席数に換算すると(与党と護憲派は内内で票や選挙区を融通しあえるものとして合計値を算出する)、


[与党]
50議席


[改憲派]
お維新 2
日ここ  0
合計 2議席


[護憲派]
18議席


[その他]
3議席


こうなります。
少なくとも現時点では与党が熊本地震の対応でよほど大きなヘタを打たない限りとても枝野幹事長が言うような改選1人区の半分を野党が取れるとは思えません。

4月の各党支持率を同じように次回改選分の参議院の議席数に換算すると、
[自公]
自民121×34.9/56.9=74                     
公明121×4.1/56.9=9
計83議席


[改憲派]                      
日ここ121×0.0/56.9=0
お維新121×1.4/56.9=3
計3議席


[護憲派]
民進121×9.1/56.9=19
共産121×4.8/56.9=10
社民121×0.5/56.9=1
生活121×0.0/56.9=0
計30議席


[諸派・無所属]
5議席


こうなります。
それに非改選の議席を加えると参院選後の勢力図はこうなると予測されます。
[自公]
自民140                     
公明20
計160議席


[改憲派]                      
日ここ3
お維新8
日本を元気にする会2
計13議席


[護憲派]
民主37
共産18
社民2
生活1
計58議席


[諸派・無所属]
11議席


枝野幹事長が言うような参議院での改憲派の2/3独占阻止、衆参同日選挙での野党連合の政権奪取など少なくとも現時点では夢のまた夢というべきでしょう。

彼の大言壮語、いや妄言はまさに
「お前がそう思うんならそうなんだろう。お前ん中ではな」
お前ん中ではな






です。
確かに佐賀藩の藩祖、鍋島直茂は「もっと顔を上げ、時にはホラを吹いて大言壮語するような気風を養わなければ鍋島勢は役に立たなくなるぞ」と言いました。
支持者向けに内内の集会で大きい目標をブチ上げて支持者の気持ちを盛り上げるのは悪いことではありませんが、それも現状を顧みたうえでの言葉でなければこのように笑いものになってしまいます。

彼の大言壮語はさておき我々憂国派にとっての勝利の定義は自公で参議院の2/3を占めて7割、改憲派で参議院の2/3を占めて6割です。

改憲派が参議院の2/3を占めることができなければ我々にとっての勝利とは言えません。

安倍政権が慰安婦にワビを入れたこと、ヘイトスピーチ規制法案提出に対する抗議はいいとしても改憲派政党への支持を揺るがせてはなりません。


「勝利の女神に後ろ髪はない」(勝機を逃した者が再びそれを掴むことはない)と言います。

この機会を逃さず次回参院選で自公、改憲派に参議院の2/3の議席を獲得させ、歓喜の歌を歌い、
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱」第4楽章(13:30ごろ)
https://www.youtube.com/watch?v=4fK9BlAgbP4




ドン・ペリニヨン













勝利の美酒を飲み干そうではないか!


2016-04-17 02:12  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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